DOG ON THE BEACH

A season passes. A castle can be seen. Where is a soul without a wound ?

Polyrhythm / Perfume

 暫く前からラジオから流れてくる音を気にしていたし、LSTY 氏がちょこっと書いていたりしたのを腕組みしながら読んでいたりしたのだが、この二週間ずっと体調がおかしいし、他にもしたい事や知りたい事や考えなくてはならない事がたくさん在ってどうしようもないのでずっと目を逸らしていたのだけれど、一昨日うっかりと PV を観てしまってからもう大変。一昨日昨日今日と僕の頭の中は Perfume で一杯になってしまった。自分の中に取り入れたものを何かしら吐き出していかないと前へ進めないので、取り敢えずエントリを書く事にした。

 ★

 表題の曲、こういうの聴いてると僕は泣きそうになるのである。何故か。
 そう言えば以前にこの「泣きそうになる」という表現を或る女性の前で使ったら「泣きそうになるだなんて・・・泣くなら泣く、泣かないなら泣かないのどっちかじゃないんですか!」と怒られた。顔立ちが美しいだけに正直怖かった。僕は一体何故怒られたのだろうか。まあ、その話は今関係ないので横に置いておくとして、非常に気になる楽曲であるので、この曲を中心に色々を漁っていると Youtube で色々な人がアレンジ・リミックスしたものが上がっていた。面白かったので嫌がらせのように載せておく。

Polyrhythm ( Original ver. )

Polyrhythm ( Electric Model Hard Floor Mix )

Polyrhythm ( Taisouegaomix )

Polyrhythm ( Taisouegao Vocalmix )

Polyrhythm ( Ksd6700 Mix )

Polyrhythm ( Time Killing Mix )

Polyrhythm ( Hard Floor Remix ) Remixed by K.466

 ★

 さて、音楽理論については全く何も知らない僕はこの楽曲で Polyrhythm なるものを初めて知る。紹介されているドビュッシーのアラベスクを聴いてみたのだけれどよく判らないので、少し探してみるとこんなページを見つけた。ドラムのみで演奏しているので判りやすいと思ったのだけれど、確かにきりがない。何となくは判ったのだけれど、たぶん数値に置き換えるのが一番解りやすい気がする。勿論やり方は判らないが。
 要はそれぞれの周期のリズムを持つ複数種の要素が、偶発的に見える或る周期で同期するというイメージが気に入ったという事だ。要素が二つであるならまだ判りやすいのだが、要素の数が増えていくにつれて訳がわからなくなっていく。一本の時間軸の沿ってそれぞれ異なるリズムで撥ねるボールが、PV の中にも出てくるように DNA 組織のようなうねりをもって突き進んでいく。そんな立体的なイメージが頭の中を走り回って出て行ってくれない。
 それ故、上で紹介したものの一番最後のマッシュアップ。「 The Endless Polyrhythm Lovers 」というタイトルに非常に惹かれ、期待して聴いてみたのだけれど、どうにも浮いた音が多いし奥行きが無くて残念な感じだ。奥行きが感じられないのはパソコンで聴いているからかも知れないが。誰か Polyrhythm で一時間くらいの曲作ってくれないかなあ。

 Perfume に関しては、まだ続く。

6 Comments

  1. いや〜、とことん調べるものですね!
    こう言うの大好きです。リミックスの宝庫。
    みんさんうまいし、その曲を少しでも自分の納得いくようにしているのか?!
    Hard Floor Remix はただ者じゃないなと(何回もみてしまった・・)
    もちろんオリジナルも好きです。はい。
    映像もかわらしくて、なんか「萌え」的な(笑)
    日本のいいとこ(?)がぎっしり詰まっているような。
    映像作家がだれなのかも気になるとこ。

  2.  この場合、調べたというより芋づる式に出てきたという感じです。Hard Floor MIx とは最後の K.466 という人のリミックスでしょうか。もしそれだったら mp3 音源も出回っていますよ。http://www.nicovideo.jp/wat…
     Wikipedia に拠れば、ディレクションは関和亮で、CGの制作はゴンゾらしいですよ。
    参考記事 http://mitsurock.exblog.jp/…
    株式会社ゴンゾ http://www.gonzo.co.jp/inde…

  3. そうです。下から1番目のやつです。
    さっそくダウンロード。ありがとうございます!
    Reasonsで作っているとはちょっとびっくり。あのソフト、ちょっと扱いづらかったけどあそこまでアレンジできるとはなかなか。
    中田ヤスタカと言う若者も少し気になるとこ。。http://www.ikebe-gakki.com/…

  4.  5月に回す予定があると聞いていましたが、もう終わったんでしたっけ。何かしらの役に立てれば、と思います。昔知り合いの知り合いが話すところに拠れば、音を作る時は Macintosh だけれど、実際に現場で回す時は Windows でやると言ってましたね。Macintosh は信用出来ないらしいです。ま、昔の話ですが。
     中田ヤスタカ。Capsule を聴いてみたいとも思いますが、そこまで手が伸びるかどうか・・・。

  5. はい、5月に回します。明日ですけど。
    そうなんですか。Macintoshは昔信用ならなかったのですね。
    家で使っている分は今のところ大丈夫なのですが、友達の家で作業していたら
    突然アプリがダウンしてしまって。。多分、普段とは違う外づけハードディスクのせいだったのかなと。
    逆にWindowsは家でいつもブルースクリーンがでて再起動してしまうんですが、不思議と回している時は大丈夫だったんです。。なんともまぁ。。
    邦楽はちょっとしたきっかけが、ないとなかなか聞かないのでちょうどよかったです。
    色々と何回も見てしまい寝不足の日が続いてしまったが(笑)

  6.  今日でしたか。
     昔とは言っても2002か2003年辺りですね。5年も経てば色々と状況は変わっているでしょう。上で紹介された記事にも書いてありますが、個々のソフトとハードの相性問題であるような気がしますね。
     僕自身は、歳を拾う毎に洋楽から離れているような気がしていましたが、最近はそうでもないみたいです。

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