DOG ON THE BEACH

A season passes. A castle can be seen. Where is a soul without a wound ?

老人と子供

 以前に誰かがブログに書いていたのだけれど、学校は夏休みの時期にその筆者が電車に乗っていたら、年老いた女性が鉄道スタンプラリをーやっていて、そのスタンプ帖はどう見ても夏休みの小学生用のもので、訝しく思っていたそうだ。そしてその筆者は思い至った。小学生の孫が祖母にやらせているんじゃないかと。ならばその孫は許せん、とまで書いていた。そうかも知れないけど違うかも知れない。しかし仮にそうだと考えると、確かにふつふつと怒りがこみ上げてくる。そんな事を、この年末に我が家を訪れていた甥や姪と祖父母である僕の両親を眺めながら思い出した。

 甥が祖父母に向かってあれしろこれしろと命令するなんて事はないが、あれしてこれしてとは言う。これは自分の妹以外には誰に向かっても言うし、とくに気になる訳でもない。気になるのは祖父母である僕の両親の態度だ。相好を崩し、幼児言葉こそ話さないが口調を変え、事ある毎に孫達に構おうとする。その様子が余りに異様に思えるので正視に耐えない。嫌なら見なければ済む話ではあるが、そのまま放っておいて良いものか迷う。好き好んでやっているのだろうから結果として止めはしないが、どうしてあんなにもあからさまに孫にモテようとするのだろうか。老人とはそういうものなのだろうか。
 そういう事を考えていて、前述の話を思い出した。もしかするとあれは、年老いた女性が自分の孫にモテようと、自分から買って出た結果だったのではないだろうか。そう考えると、孫に対する怒りはふっと消えてしまうが、今度は逆にその女性が心配になってくる。年老いた身体で頻繁に電車を乗り降りするのは苦労するだろうに、そうまでしなきゃダメなのだろうか。そうまでして手に入れたいのは何なのだろうか。

 よく解らない。僕が単に、誰かが誰かに隷属している様子を見るのが嫌いなだけなのかも知れない。ついでに昔電車の中で見かけた、不遜な態度で母親に命令していた小学生の男の子の事を思い出したが、不快な気分になるので止めよう。ここ数日とても怒りっぽくなっているし。

2 Comments

  1. Avatar
    霞拳志郎

    January 5, 2014 at 11:33

    あけましておめでとうございます。
    ことしもよろしくおねがいいたします。
    そんな甥御さん姪御さんにご自身はどのように接していらっしゃるのでしょうか?
    お父上ご母堂が孫にたいして相好をくずすたびに意味もなく甥御さん姪御さんにむかって大喝してみたり、ときには鉄拳をふるったりされてみたらいいのではないのかと勝手にかんがえてしまいました。親戚にむずかしいひとがいるから不承不承でも恭順の姿勢をしめして隠忍しなければならぬとか、この世にはままならぬことがたくさんあるとかのそんな障害物(困難)にどう対してゆくかの智恵をこどもにさずけることにもなるでしょうし、どなったりなぐったりして悪役を演じるのはご自身なわけですから、かれらが祖父母にたいして悪意をいだくことがないという利点もあります。

  2. doggylife
    doggylife

    January 7, 2014 at 20:42

    明けましてお目出度う御座います。
    姪は僕の顔を見れば泣き出す程度の一歳児なので接するも何もないのですが、甥の場合は傍若無人な態度を示す事が多々あるので、基本は嫌いですね。恐らくそれは態度にも出ていて雑に扱ってると思います。なので僕の前では割合大人しく振る舞っていますが、それでも時々いたずらでもしようと意味もなく部屋に入ってきたりしますね。相手にしないのですぐに出て行きますが。
    恫喝したり殴ったりするのはちと迷うんですよね。相手が可哀想だとかではなく、弟夫婦に悪いなあと。見ていると、義妹は激昂して怒鳴りますが手は出さないし、弟が手を出すにしても拳骨で小突くくらいです。その二人が辛抱強く相手をしているのだからと考えてしまうんですね。それが良いのかどうかは判りません。ホントに殴りたくなる事もありますし。
    しかしまぁ、今後も積極的に嫌われていこうとは考えております。

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