今朝は陽射しが強いせいか、車窓にはブラインドが引いてあったので荒川の景色を眺める事が出来なかった。そんな日も在る。加えて書くなら、今朝はいつもの美人を一人も見かけなかった。そんな日も在る。口を開けて居眠りしている40男のドラえもん柄のネクタイを眺めてもさして楽しくはない。そんな中思い出した事が一つ。今年になってからは見かけていないが、時々アイマスクを付けて寝ている男を時々見かけていた。こちらも40過ぎくらい。いつも黒のスーツを着ていて、体格が良く、肌は白くつやつやしていて、禿げていた。そんな男が完全遮光のアイマスクをつけている姿は何処か異様だ。僕なんかはそこから色々な事を想像してしまう。仕方がない。どう考えても朝には似合わない雰囲気なのだ。ハーネスでも付けているのではないかと、襟元を見てみるのだが首には何も巻いていないようだった。たまにこういう人が居ると楽しいんだけどな。暇潰しになる。