DOG ON THE BEACH

A season passes. A castle can be seen. Where is a soul without a wound ?

Tag: poetry (page 2 of 2)

海を眺めていた犬 / 永井 宏

 偶然に見つけた文章。永井宏という(恐らく)写真家のサイトの一部。トップページが何処なのかよく判らない。英題に「 Dog on the beach 」とあるが、僕のブログのタイトルはそこからパクった訳ではない。しかしこのサイトはよくよく思い出してみれば、ずっと以前、一時期読んでいた覚えがある。その時にはこの文章の存在に気付いていなかった。日記だけを読んでいた気がする。それは別として、この文章は気に入った。

波が足をさらうと砂の中に足が沈んでいく。それに気をとられ不思議な顔して遊んでいたこともあった。

 特にこの辺りが。

ハルカカナタ

 ぼんやりと晴れた青空を見上げれば、家々の屋根の上、テレビアンテナの更に上を、白い飛行機がゆっくりと水平に横切っていく。憧れを乗せて飛び去るという感じではなく、ただ、雲が流れるように。

憧憬

 時折思う。過ぎた飲酒癖は、甘やかさを織り交ぜた自傷行為か、若しくは緩やかな自殺行為であるような気がする。干涸らびた水槽の底で、石ころを食らい続けた亀のように。

Asian Kung-fu Generation の「リライト」の歌詞を聴き間違えた事に起因する散文

決して未来として 損なわれないような何かを模索して
そして未来として 倦まず臆せず手放さず
そんな暮らしを夢見て暮らす
消して見直して 忘れられる存在感を
消し直せ書き直せ 下らない未来を書き換えよう

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