四月
気がつけばもう四月である。春が春めく今日この頃、吹き抜ける風は温度を増してやがて嵐となり、道端の土塊に蠢いていた虫どもが大地から顔を出す。桜の木の下では人々が酒を喰らい乱痴気騒ぎの果てに眠りに就く。そんな光景を尻目に、流れる雲を追いかけながら散歩でもするのが良さそうである。道々に草花を眺め、塀の下から顔を覗かせた猫を追いかけ、見上げた空に飛行機雲を見つけたならば、心は躍りて彼方までも駆けて行くだろう。
- Last modified : 2009-07-04 13:26
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