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December 2005
1986
新天町、プレハブの仮設店舗、輸入雑貨、パラダイス・ガレージ。黒い服、黒い靴、黒い髪の毛、羽根のストール。照明を落とした真夜中の店舗、オレンジ色に光る電気ストーヴ。いつでも伏せがちな眼差し、極端に少ない上に投げ遣りな言葉。黄色と白と紫の3本の薔薇、天神教会の鐘の音。半年後。新市街、路面電車、パラダイス・ガレージ。パルコ、ゴータマ・シッダルタ、つまらない嘘。1年後。シニヨン、ブルージーンズ、黒いシャツ。何故だか知らないけど、水色と白のストライプのシャツをくれた。更に数ヶ月後。電話、困ったような声色、出さなかった手紙。
元気ですか? 幸せに暮らしてますか? あれから19年が経ちました。
元気ですか? 幸せに暮らしてますか? あれから19年が経ちました。
京都 / Motoko
- 2005-12-15 木曜日
- Category - Art
- Tag - photograph / kyoto
京都の町や物・人を写した写真集。これまで観た京都を写した写真集の中では一番好きかも知れない。飽くまでも、現在も生き続けている町の側面を写し取る。優美で可愛らしく、朱の色がとても似合う。と、これだけ書くのも何なので、写真家について少し調べてみた。公式ページは、CDジャケットのコーディネイトと、アーティストのマネジメントをしている mili という会社のサイト内に在る。そこで、これまでの履歴を読む事が出来る。
それから、この写真集に関してのインタビューがフジ・フィルムのサイト内に在る。その町を通り過ぎる者の視線ではなく、その町に住み生活する者の視線で撮ったという話。町は、旅行者の目に届かない場所に、たくさんの「特別な風景」保有しており、それらに視線を向け切り取るというのは、とても愉しい作業だと思うのである。









