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May 2004

美しき人間の日々 / サンボマスター

  • 2004-05-30 Sunday
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 泣いた。新宿南口の FLAGS ビルの7階タワーレコーズの視聴コーナーで。指で目尻を拭う事三回。こんなヤツラが居たんだ・・・とか思っていると喉が苦しくて声出して泣きそうになった。こいつは堪らん。

 ラジオで流れいるのを耳にしたのですが、仕事中なのでまともに聴いていなかったし、dct 氏も褒めてたのでひとつ聴いてみるかと視聴した訳です。ヤられました。色んな意味で。それにしてもコレ全部一発録りかよ。演って演って、歌って歌って、ピークで録ったんだろな。凄えよ。サンボマスターよ、きっとオマエラに会いに行くぜ!
 時間と体力が在ったら、な。

Stripped / The Rolling Stones

  • 2004-05-29 土曜日
  • Category - Art
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 Bill Wyman 脱退後、1995年に発売されたライブアルバムです。青みがかったモノトーンとオレンジで色構成されたジャケットやブックレットが美しく、そこに映るオッサン達がすこぶるカッコ良い。4人揃ってサングラスなんかかけちゃってもう・・・。あ、カヴァー曲の話でしたね。このアルバムの中で彼等は Bob Dylan の " Like a rolling stone " を演っています。元々の楽曲も勿論良いのですが、何だか彼等の演奏がとても楽しそうなのです。ラジオで聴いたか雑誌で読んだのか失念しましたが、Mick Jagger が「やっとこの曲をカヴァー出来るくらい大人になれたよ。何度か話は出ていたんだけど、何だか照れくさくて出来なかった。」みたいな事を言っていたそうです。曲のラストで Keith Richards が「 Thank you, Bob ! 」とか叫んでます。何だかこっちまで嬉しくなって来ます。
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School Girl Distortional Addict / Number Girl

  • 2004-05-14 金曜日
  • Category - Art
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 Zazen Boys の流れでコレ。もう随分と昔から聴いてるような気がしていましたが、まだ5年しか経ってないのね。暫く前までこういう系統の音が全然受けつけなくて、Bossa とか 大人しめの R&B しか聴けませんでしたが、今現在は(正確に言うと先週から)こんなんばっかしです。緻密で繊細な音より、荒々しく大仰な音。絶叫上等音量アップ。

 Amazon のおすすめ評価には「ニルヴァナ+ソニックユース+ピクシーズ+アルコール=ナンバーガール 」とあります。あら、僕はピクシーズは聴いた事ないや。思いついた単語を並べてたらますます訳が分からなくなってしまったような曲のタイトルや、くどいくらいに屈折した青春像を映し出す歌詞が好きです。向井氏が大した大酒のみであるのは周知の事実らしいですが(関係ありませんが)、8曲目の " 透明少女 " が最高ですわ。涙千切れるほどに。

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Zazen Boys / Zazen Boys

  • 2004-05-10 月曜日
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 兼ねてから彼方此方で「良い」と聞いていたので買ってみた。・・・良い。妙に良い。Amazon のおすすめ評価には「向井秀徳エレクトリック狂乱節」とか書いてありますが、まさにそんな感じ。Number Girl の時の Television とか 初期のTalking Heads とかに通じる音質はそのままで、言ってみればそれに落語が混じった感じ。変な例えですが。ナンバガのゴリゴリにブリティッシュなヤツも大好きですが、これも好き。最初聴いた時は「ふ〜ん」という感じでしたが、後から何故か聴き返したくなる。妙なバンドです。つうか感じ感じってうるせえな俺。
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Lost in translation / Sophia Coppola

  • 2004-05-09 日曜日
  • Category - Art
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 観て来ました。上映館がシネマライズだったので若いヤツらが多そうで嫌だなあ、とか思って少し迷っていたのですが、部屋に籠もっているのも嫌だったので結局出かけて来ました。
 主演のビル・マーレイが可笑しくて仕方がない。映画館であれほど笑ったのは久しぶりです。" Lost in Transration " というタイトルにコッポラ監督がどれほどの意味を込めたのかは解りませんが、案外そこら辺にありそうです。変わって主演女優のスカーレット・ヨハンソン。・・・好みです。系統で言えばソフィー・マルソーとかイザベル・アジャーニとかですか。その昔「アンニュイ」とかいう言葉が流行っていた時期がありましたが、そんな感じ。

 因みにストーリーは・・・個人的にはどうでも良いです。アカデミーでオリジナル脚本賞とか取ってますが、どうでも良い感じ。どういう映画なのか簡単に述べようとすれば、HIROMIX の写真を映像化したような映画、ですかね。彼女の写真が作り出す雰囲気が好きな人にはお薦め。というか本人出演してるし、雑誌でのインタビューでコッポラ監督の発言の中に度々登場するし、少なくともコッポラ監督は HIROMIX の写真が好きなようです。ま、でもここら辺は情報不足。他にも気になる事があるので色々調べてみよう。

 ところで・・・検索してて気付いたのですが、HIROMIX と名乗る人(男女とも)が数人いるみたいなのですけど、一体何なんだろコイツラ。

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GO / 行定 勲

  • 2004-05-06 木曜日
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 この映画に興味を初めて持ったのは、と或る日記サイトで触れられていたのがきっかけである。クラブで催された友人の誕生パーティーに呼ばれ、退屈さから逃れるように落語をイヤフォンで聞く窪塚洋介扮する杉原の目の前に、柴崎コウ扮する桜井が入口から続く階段をゆっくり降りて来る。イヤフォンに拠って遮断された耳には故三遊亭円生の " 紺屋高尾 " の一席が耳障りの良い音楽のように吸い込まれる。この一席は花魁の話で、その行を背景に階段を降りてくる姿があまりにも艶めかしく、何度も繰り返して観てしまうといった文章だった。僕はそれがどんなモノか確かめる為にこの映画をレンタルしたのでした。

 結果として僕はこの映画が大変気に入り、一晩で三回見直した。しかし一番気に入ったのは前述の場面ではなく、冒頭の " グレイト・チキン・レース " の場面である。矮小なプライドの為の愚かな行為として取られがちな事であって(もしかしたらそうであるがこそ)も、当事者に取っては真剣に、そして楽しんでいるのである。最高最高。両拳を突き上げ地下鉄構の闇に走り去っていく様は、強烈な喜びを観る者に巻き起こす。薄暗いベッドの上に躍り上がらんばかりである。
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Monsieur Hire / Patrice Leconte

  • 2004-05-03 月曜日
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 連休中は思いっきり散財してやろうと目論んでいた僕ですが、貯金を引き出すのを忘れていました。・・・いや、財布の中に在る程度は持ち合わせているのですが、羽目を外して遊べるほどは入っていません。散髪して(まだ行ってない)映画を数本観ればそれで底を尽きます。ああ。
 まあ、そういう訳で地味に過ごす事にした訳で、取り敢えずヴィデオでも借りて来ようとレンタル店に赴きました。そして何故か急にフランス映画を観たくなりまして物色してみましたが、棚の半分くらいは何やら観た事のあるモノばかり。そう言えば10年くらい前に僕の中でフランス映画ブームがありまして、その時に手当たり次第に観ていたのです。そんな中でパトリス・ルコント監督の「仕立て屋の恋」を未だに観ていない事を思い出し、それを選び取りました。

 いやあ、予想はしてましたが、今結構陰鬱な気分になっています。でも不快な気分ではありません。このヴィデオを選び取った時点で僕自身はそれを受け入れているのですからね。映像はさすがに美しいです。「髪結いの亭主」の時にも思いましたが、被写界深度の浅い映像(ピントの合っていない部分のボケが強い)は対象への近さを感じ、映像の息使いを感じられるようです。物語の骨子がシンプルで、それだけに自分の感情を乗せやすい。人(男)に拠っては一度は夢想した事があるかも知れない、そんな(悲しい)物語です。
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