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DOG ON THE BEACH

Zazen Boys / Zazen Boys

  • 2004-05-10 Monday
  • Category - Art
  • Tag -
 兼ねてから彼方此方で「良い」と聞いていたので買ってみた。・・・良い。妙に良い。Amazon のおすすめ評価には「向井秀徳エレクトリック狂乱節」とか書いてありますが、まさにそんな感じ。Number Girl の時の Television とか 初期のTalking Heads とかに通じる音質はそのままで、言ってみればそれに落語が混じった感じ。変な例えですが。ナンバガのゴリゴリにブリティッシュなヤツも大好きですが、これも好き。最初聴いた時は「ふ〜ん」という感じでしたが、後から何故か聴き返したくなる。妙なバンドです。つうか感じ感じってうるせえな俺。
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Lost in translation / Sophia Coppola

  • 2004-05-09 日曜日
  • Category - Art
  • Tag -
 観て来ました。上映館がシネマライズだったので若いヤツらが多そうで嫌だなあ、とか思って少し迷っていたのですが、部屋に籠もっているのも嫌だったので結局出かけて来ました。
 主演のビル・マーレイが可笑しくて仕方がない。映画館であれほど笑ったのは久しぶりです。" Lost in Transration " というタイトルにコッポラ監督がどれほどの意味を込めたのかは解りませんが、案外そこら辺にありそうです。変わって主演女優のスカーレット・ヨハンソン。・・・好みです。系統で言えばソフィー・マルソーとかイザベル・アジャーニとかですか。その昔「アンニュイ」とかいう言葉が流行っていた時期がありましたが、そんな感じ。

 因みにストーリーは・・・個人的にはどうでも良いです。アカデミーでオリジナル脚本賞とか取ってますが、どうでも良い感じ。どういう映画なのか簡単に述べようとすれば、HIROMIX の写真を映像化したような映画、ですかね。彼女の写真が作り出す雰囲気が好きな人にはお薦め。というか本人出演してるし、雑誌でのインタビューでコッポラ監督の発言の中に度々登場するし、少なくともコッポラ監督は HIROMIX の写真が好きなようです。ま、でもここら辺は情報不足。他にも気になる事があるので色々調べてみよう。

 ところで・・・検索してて気付いたのですが、HIROMIX と名乗る人(男女とも)が数人いるみたいなのですけど、一体何なんだろコイツラ。

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GO / 行定 勲

  • 2004-05-06 木曜日
  • Category - Art
  • Tag -
 この映画に興味を初めて持ったのは、と或る日記サイトで触れられていたのがきっかけである。クラブで催された友人の誕生パーティーに呼ばれ、退屈さから逃れるように落語をイヤフォンで聞く窪塚洋介扮する杉原の目の前に、柴崎コウ扮する桜井が入口から続く階段をゆっくり降りて来る。イヤフォンに拠って遮断された耳には故三遊亭円生の " 紺屋高尾 " の一席が耳障りの良い音楽のように吸い込まれる。この一席は花魁の話で、その行を背景に階段を降りてくる姿があまりにも艶めかしく、何度も繰り返して観てしまうといった文章だった。僕はそれがどんなモノか確かめる為にこの映画をレンタルしたのでした。

 結果として僕はこの映画が大変気に入り、一晩で三回見直した。しかし一番気に入ったのは前述の場面ではなく、冒頭の " グレイト・チキン・レース " の場面である。矮小なプライドの為の愚かな行為として取られがちな事であって(もしかしたらそうであるがこそ)も、当事者に取っては真剣に、そして楽しんでいるのである。最高最高。両拳を突き上げ地下鉄構の闇に走り去っていく様は、強烈な喜びを観る者に巻き起こす。薄暗いベッドの上に躍り上がらんばかりである。
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Monsieur Hire / Patrice Leconte

  • 2004-05-03 月曜日
  • Category - Art
  • Tag -
 連休中は思いっきり散財してやろうと目論んでいた僕ですが、貯金を引き出すのを忘れていました。・・・いや、財布の中に在る程度は持ち合わせているのですが、羽目を外して遊べるほどは入っていません。散髪して(まだ行ってない)映画を数本観ればそれで底を尽きます。ああ。
 まあ、そういう訳で地味に過ごす事にした訳で、取り敢えずヴィデオでも借りて来ようとレンタル店に赴きました。そして何故か急にフランス映画を観たくなりまして物色してみましたが、棚の半分くらいは何やら観た事のあるモノばかり。そう言えば10年くらい前に僕の中でフランス映画ブームがありまして、その時に手当たり次第に観ていたのです。そんな中でパトリス・ルコント監督の「仕立て屋の恋」を未だに観ていない事を思い出し、それを選び取りました。

 いやあ、予想はしてましたが、今結構陰鬱な気分になっています。でも不快な気分ではありません。このヴィデオを選び取った時点で僕自身はそれを受け入れているのですからね。映像はさすがに美しいです。「髪結いの亭主」の時にも思いましたが、被写界深度の浅い映像(ピントの合っていない部分のボケが強い)は対象への近さを感じ、映像の息使いを感じられるようです。物語の骨子がシンプルで、それだけに自分の感情を乗せやすい。人(男)に拠っては一度は夢想した事があるかも知れない、そんな(悲しい)物語です。
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Missing / 本多 孝好

  • 2004-04-30 金曜日
  • Category - Art
  • Tag -
 ずっと以前から書店に平積みされ、彼方此方の書店で薦められているのは知っていましたが、やたらと薦められるとウザったく思うし、表紙のデザインが喜多嶋隆っぽいので敬遠していました。しかしとうとう一昨日くらいにイトーヨーカ堂に入っている本屋で手に取りました。此処で紹介しているのは単行本ですが、僕が買ったのは文庫本です。Amazon には文庫本の画像しか用意されていなかったので、仕方なく文庫本の情報を使用しているに過ぎません。新刊でもないのに単行本は買いませんよ。物として所有したい場合は別ですが。

 この本は短編集です。ミステリ仕立てなので、最後にそれぞれの事件の真相みたいなモノが主人公の口から巧妙に語られますが、これまでの古来(私が読んだミステリ物のこれまで)のミステリのように、複雑に絡む事情の糸を解きほぐすような解釈の仕方ではなく、残酷なまでに当事者の感情に迫る訳です。本当はどうしたかったのか? どうして欲しかったのか? 容赦ないです。人の持つ欲求(希求と混同した)の深淵をちょっとだけ覗き見てみたい人にはお薦め。

追記:単行本は表紙デザインは喜多嶋隆っぽくはありません。ぽいのは文庫本。

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Love, day after tomorrow / 倉木 麻衣

 少し前に CD を整理していた時に(背表紙が無い為に普段は気付かないが)CD シングルをやけに持っている事に気付いたのです。椎名林檎とか宇多田ヒカルとか Cocco とか。発売日を調べるとほぼ同じ時期なので、何か僕の中で流行っていたのでしょうか。自分でもよく原因が掴めませんが、まあ、そういう時期だったのでしょう。しかしその中でタイトルの CD が混じっていました。・・・思い出しました。確か 1st シングルだったと思うのですが、FM から流れてきたのを聴いて「おお!」とか思って買ったのを覚えています。でもその一枚しか持っていないところをみると、あっという間に興味を失ったようです。

 実は去年の秋に沖縄へ出張した際に、58号線を車で那覇市へ向かって走っている時に FM 沖縄でこの曲が流れたのです。夕方頃営業先からホテルへ戻る途中の事。右手に水平線、灰色の雲にオレンジ色の光が混じり、まるで空が燃え落ちて来るような光景を車窓から眺めながらこの曲を聴いていました。「切なくて良いメロディだなあ」と(同行している社長と後輩の存在など忘れて)思い、東京に戻ったら是非 CD を手に入れようとメモっていたのですが・・・それっきり忘れていました。はは。まさか既に持っているとは・・・。

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虚の王 / 馳 星周

  • 2004-04-21 水曜日
  • Category - Art
  • Tag -
 読み終わりました。体調崩しているくせに何故こんな刺激の強い小説を読んでいるのか自分でも不思議。そういう時期なのだ、としか言いようがない。
 さて、この小説は渋谷を舞台にしていて、元チーマーで今は覚醒剤の売人という少年と、女子高校生売春組織を仕切る男子高校生が主軸となった物語で、それにサポート校の女性教師、その生徒のストリート雑誌のモデルの女子高生が絡んで行きます。この人物設定だけでもロクな事にならないのが想像出来てしまうという、或る意味大変分かりやすい小説です。そして予想に違わず、登場人物達は破滅に向かってひた走る訳です。嫌だろうが怖かろうが痛かろうが未来が無かろうが目の前に自分の死体がブラ下がっている気がしていようが、とにかく前へ進むしか道が無い。そういう小説です。氏の小説はだいたいそんな感じです。そういうのがお好きな方はどうぞ。読んで気分が良くなる事は有りません。ただ、妙な開放感は有ります。それはきっと、異常(と思える)な世界から視線を上げた時に、自分の身を置く世界の正常(と思える)さに、ほっと胸を撫で下ろすからなのでしょう。
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