DOG ON THE BEACH
浅草サンバカーニバル雑感
- 2008-09-06 Saturday
- Category - Days
- Tag - diary / gala / entertainment
色々と細かい感想をメモ代わりに箇条書き。忘れてしまうのも勿体ないので。
Youtube で色々と観てみたんだけど、この映像は短いがリオ・デ・ジャネイロの人々の狂乱振りがよく判ると思う。そして下のヤツは宣伝用の映像。もう何というか規模が大き過ぎて目眩がしそうである。そりゃあ金も動くし犯罪も起きるわ。
- サンバのリズムにはどうしても抗えないようだ。何故ならば観ている間僕はずっと腰を動かしていたからである。周囲を見渡すと皆さん割と静に見つめているか手を振って演者に応えているかのどちらかが大半を占めていて、僕と同じようにリズムに取り憑かれていたのは、通りの向こう側に一脚にデジカメを付けて構えている僕より少し年下の男くらいなものであった。じっと立っているより踊っていた方が疲れないんだよね。楽しいし。
- そう言えば、1970年代のリオのカーニバルでの歴代の優勝エスコーラ(チーム)のテーマ曲を集めたCDを持っていたはずなのだけれど見当たらない。
- 露出度が高く頭や背中に羽根飾りを付けたような出で立ちで踊るダンサー(呼び方が判らない)にはアフリカ系もアングロサクソン系も日本人も居るのだけれど、どうしても日本人(というかアジア系)の女性が一番生々しく感じるのは何故だろうか。ずっと以前に知り合いの写真家の個展を覗いた時に、共通の知人の女性のヌード写真が在って、何だか観ているこっちが恥ずかしくなってまともに観れなかった事があるが、それと同じような事かも知れない。自分に近ければ近い程羞恥心が働く法則。
- 映画「ドラムライン」を観た時にも同じ様な事を思ったが、バテリア(打楽器隊)というのは本当に格好良い。
- 正確にどのチームだったのかは覚えていないけれど、ケツから数えて3番目までのどれかのチームの中に、全身に金粉を塗った女性ダンサーが三人ほど居た。「007 ゴールドフィンガー」の映像では観た事はあったが生で観ると物凄い衝撃だ。身体の隆起した部位や皺などの陰翳がとんでもなくエロティックで、じっと観ていると意識が向こう側へ飛んでしまいそうな感じがした。しかし金粉(実際には鉱物の金ではなく何かしらの塗料だと思うけど)を全身に塗ると皮膚呼吸が出来なくなって危険だと聞いた事があるのだけれど、顔の部分は塗っていなくて金色の面を被っているにしても、あの炎天下でそんな事して大丈夫だったのだろうか。
- 参加チーム「GRES SAUDE YOKOHAMANGUEIRA」の代表者の1987年のリオのカーニバル体験記。1チームの構成人数が5000人とは桁が違い過ぎますな。
Youtube で色々と観てみたんだけど、この映像は短いがリオ・デ・ジャネイロの人々の狂乱振りがよく判ると思う。そして下のヤツは宣伝用の映像。もう何というか規模が大き過ぎて目眩がしそうである。そりゃあ金も動くし犯罪も起きるわ。
空蝉
部屋中の窓を開け放ち、蚊取り線香の煙を漂わせながら、先ほどからぼんやりと外を眺めていたのだが、少し離れた場所び立つ街灯の周りを蝉が飛び回っている。飛び回っているというより、街灯を中心として彼方此方に体当たりしながら悶え飛んでいるという方が正確かも知れない。時折蝉は「みみっ」と鳴きながらバシバシと衝突音をたてる。その衝撃を受け続け間もなく息絶えるのではないかと思い、何となく目が離せないでいる。
数日前から天候の崩れと共に気温が下がり、東京の空は心許ない秋の気配を漂わせている。気温で言えばたかだか2・3度下がっただけの事なのだが夏の陰りは隠しようもない。いずれ近いうちに東京は次の季節を全面的に受け容れ、人々は暮らしを見つめ直す日々が訪れるのだろう。
★
また一つ歳を取り、人生の節目である事から髭を蓄える事にした。実を言えば何年も前から、連休の間に伸びた己の髭面を眺めて「もしかしたらイケるんじゃないか」と思ってはいたのだけれど、習慣を変える事に対して腰の重い僕はなかなか実行に移す気になれないでいた。しかも、帰省した折りに無精面を見せながら母に「髭ば伸ばそうち思いよるとばってん、どげんやろか?」と尋ねたところ「浮浪者んごとして気持ちん悪か」と、それでも母親かと思うような酷い言葉を浴びせられて以来諦めていたのだが、いつまでも母の言いなりになっているのも腹立たしいので実行する事にした。
スタイルとしては、口髭は生やさずにもみあげから顎にかけて繋がっているような感じ。自分でで見て汚い印象は受けないので大丈夫だと思うのだけれど、周囲の人達は何も言ってくれないのでよく判らない。まあ、暫くは続けてみるか。
★
気がつけば、街灯の光と格闘していた蝉は居なくなっていた。果たして彼は死んだのだろうか、それとも飛び去ってしまったのだろうか。
数日前から天候の崩れと共に気温が下がり、東京の空は心許ない秋の気配を漂わせている。気温で言えばたかだか2・3度下がっただけの事なのだが夏の陰りは隠しようもない。いずれ近いうちに東京は次の季節を全面的に受け容れ、人々は暮らしを見つめ直す日々が訪れるのだろう。
★
また一つ歳を取り、人生の節目である事から髭を蓄える事にした。実を言えば何年も前から、連休の間に伸びた己の髭面を眺めて「もしかしたらイケるんじゃないか」と思ってはいたのだけれど、習慣を変える事に対して腰の重い僕はなかなか実行に移す気になれないでいた。しかも、帰省した折りに無精面を見せながら母に「髭ば伸ばそうち思いよるとばってん、どげんやろか?」と尋ねたところ「浮浪者んごとして気持ちん悪か」と、それでも母親かと思うような酷い言葉を浴びせられて以来諦めていたのだが、いつまでも母の言いなりになっているのも腹立たしいので実行する事にした。
スタイルとしては、口髭は生やさずにもみあげから顎にかけて繋がっているような感じ。自分でで見て汚い印象は受けないので大丈夫だと思うのだけれど、周囲の人達は何も言ってくれないのでよく判らない。まあ、暫くは続けてみるか。
★
気がつけば、街灯の光と格闘していた蝉は居なくなっていた。果たして彼は死んだのだろうか、それとも飛び去ってしまったのだろうか。
五月の運転士
毎年五月の或る日、利用する路線の運転士が物凄く下手くそな事に気付く。適切な減速地点を把握出来ていないのか急制動を頻繁に繰り返す。それを三度もやられたら吊革を握る手を放し、乗客を掻き分けて運転席に怒鳴り込みたい気分になる。そしてふと思い出すのである。そう言えば去年も一昨年もそのずっと前からこうであった事を。
想像するに、五月というのは新米の運転士が初めて電車の操作を任される時期なのではないだろうか。そう考えると、あのような粗暴な運転が行われる事に合点がいく。恐らくベテランの運転士が補助で横に座って目を配っているだろうから事故が起きる事はまずないのであろう。しかしながら、僕は車両事故の事を考えるとリスクが大きいような気がして先頭車両に乗る事が滅多にないからよく知らないのだけれど、急ブレーキなんかかけちゃったら先頭車両のそれも運転席の背後辺りに乗っている乗客から物凄い形相で睨まれたりするんだろうな。中には怒鳴ったり窓を殴ったりする人も居るかも知れない。その重圧たるや、想像しただけで胃の辺りが気持ち悪くなる。
さてそんな不安定な中、乗客同士の肩がぶつかったとか足を踏みつけられたとか無言の内にも賑やかな状況に陥るのであるが、どうせなら好ましい対象に肩をぶつけられたり足を踏まれたりした方が気分良く過ごせるというものである。僕の場合なら、乗った車両をさっと見渡して一番可愛いと思う女性の傍に出来るだけ近付こうと目論みる。ついつい足を踏んでしまった事をきっかけに五月の風のような恋など芽生えないかしら、とか夢想するからである。しかしこの場合、飽くまで自然さが重要である。あからさまにその対象に近付こうとすれば、傍から見ても当人にしてもそれはただの気色の悪いおっさんである。
この時期、僕は毎日そんな事ばかり考えながら電車に揺られている訳だが、えてして僕の足を踏むのはおっさんばかりである。そんな時は恋の甘みとは真逆の苦々しい気分で「おい痛えじゃねーかよ!俺の足踏んでんじゃねえよ!てめえ何様のつもりなんだよ!人の足踏んでむくれてんじゃねえよ!つうか今すぐてめえの足切り落とせよ!」くらいの心持ちで、自分の年齢などまるで棚に上げて憤っているのである。
この季節、全国の電車内では様々なドラマが生まれているに違いない。
想像するに、五月というのは新米の運転士が初めて電車の操作を任される時期なのではないだろうか。そう考えると、あのような粗暴な運転が行われる事に合点がいく。恐らくベテランの運転士が補助で横に座って目を配っているだろうから事故が起きる事はまずないのであろう。しかしながら、僕は車両事故の事を考えるとリスクが大きいような気がして先頭車両に乗る事が滅多にないからよく知らないのだけれど、急ブレーキなんかかけちゃったら先頭車両のそれも運転席の背後辺りに乗っている乗客から物凄い形相で睨まれたりするんだろうな。中には怒鳴ったり窓を殴ったりする人も居るかも知れない。その重圧たるや、想像しただけで胃の辺りが気持ち悪くなる。
さてそんな不安定な中、乗客同士の肩がぶつかったとか足を踏みつけられたとか無言の内にも賑やかな状況に陥るのであるが、どうせなら好ましい対象に肩をぶつけられたり足を踏まれたりした方が気分良く過ごせるというものである。僕の場合なら、乗った車両をさっと見渡して一番可愛いと思う女性の傍に出来るだけ近付こうと目論みる。ついつい足を踏んでしまった事をきっかけに五月の風のような恋など芽生えないかしら、とか夢想するからである。しかしこの場合、飽くまで自然さが重要である。あからさまにその対象に近付こうとすれば、傍から見ても当人にしてもそれはただの気色の悪いおっさんである。
この時期、僕は毎日そんな事ばかり考えながら電車に揺られている訳だが、えてして僕の足を踏むのはおっさんばかりである。そんな時は恋の甘みとは真逆の苦々しい気分で「おい痛えじゃねーかよ!俺の足踏んでんじゃねえよ!てめえ何様のつもりなんだよ!人の足踏んでむくれてんじゃねえよ!つうか今すぐてめえの足切り落とせよ!」くらいの心持ちで、自分の年齢などまるで棚に上げて憤っているのである。
この季節、全国の電車内では様々なドラマが生まれているに違いない。
プールで騎馬戦、ビート板で殴り合い。
仕事中、事務所にはいつも J-WAVE が流れており、その中の昼時の番組 Music Plus で、コーナーの一つとしてハワイからの放送がある。ま、そんな事はどうでも良いのだけれど、サーフィンの話題の中で「ビート板」という懐かしい響きを持つ言葉が出てきた。それを聴いてふいに思い出される記憶があった。そう言えば高校の時、夏の体育の授業で水中騎馬戦をやった気がする。しかもその際にビート板で殴り合った気がする。どう考えても正規の授業プログラムだとは思えないが確かにやった。
試しに同じフロアの後輩に尋ねてみたところ、彼もやった気がするとの事。同じ県の出身なのでもしかして同県では、ちゃんとプログラムに予定されていたのだろうか。教育委員会がそんなの推奨するかなあ・・・。僕の想像では、体力を有り余らせて日頃の鬱憤が溜まっている学生に、体育の教師が気紛れにやらせていただけのような気がするのだが。
で、少し気になって女性の後輩にも尋ねてみたら、体育祭では女子の騎馬戦が存在したらしい。僕の通っていた学校では存在しなかった。女同士の騎馬戦なんて「ポロリ!芸能人の水泳大会」でしか観た事ない。観たいような観たくないような・・・いや、やっぱり観たくないな。めちゃくちゃ怖そうである。一人はそれは小学生の時だけであったと言うが、もう一人は高校の時にもあったとの事。更に怖そうである。
僕が通っていた高校の体育祭でも男子の騎馬戦はあった。自由参加のプログラムだったのだが、普段はそういう事に興味を全く持てなかった僕でさえ参加した。通常の騎馬戦では殴る蹴るは当然御法度のはずなんだけど、それはそれ、高校生の体力を持ってしての騎馬戦であるから勿論殴るし蹴る。僕は前方の馬役だったが、相手騎馬とぶつかった時に何故か相手の前方に殴られた。殴り返したくても乗ってる奴の体重が僕の手の平にかかっているので、そこから手を離せない。一体どうやって相手の前方は手を離す事が出来たのだろうか。でも今思えば、奴は最初から殴りたくてそもそも手を離していたのだろう。
女子の騎馬戦の話に戻る。高校の体育祭での騎馬戦を経験したという後輩。こやつが豪語するのである。「私、馬役だったんですけど、相手の、上に乗ってる奴を叩きのめしましたよ!」そこで高笑いである。その偉業は一体どうやって成し遂げたのかと尋ねてみたところ「もうね、身体ごと突っ込んで行くんですよ!どかーん!て!」いや、それは判るがそれぞれの位置している高さが違うだろう、と思ったが怖いのでそれ以上訊かない事にした。きっとどうにかやって叩きのめしたのだろう。その時の事を思い出して興奮気味の彼女が更に言うには「騎馬戦はねえ、公然と人を殴れる絶好のチャンスなんですよ!」解る。その気持ち。たかだかクラスが違うだけの理由で騎馬で戦う事になった僕等だが、出陣前に気合いを入れる為に円陣を組んだ時の台詞が怖い。「○組の奴らば殺せえ!!」状況が整えば、僕等はそんな事をつい口にしてしまうような生き物なのである。だからと言って女の口から同じ台詞は余り聞きたくはない。何故かって、そもそもが怖い人達なのだから。
試しに同じフロアの後輩に尋ねてみたところ、彼もやった気がするとの事。同じ県の出身なのでもしかして同県では、ちゃんとプログラムに予定されていたのだろうか。教育委員会がそんなの推奨するかなあ・・・。僕の想像では、体力を有り余らせて日頃の鬱憤が溜まっている学生に、体育の教師が気紛れにやらせていただけのような気がするのだが。
で、少し気になって女性の後輩にも尋ねてみたら、体育祭では女子の騎馬戦が存在したらしい。僕の通っていた学校では存在しなかった。女同士の騎馬戦なんて「ポロリ!芸能人の水泳大会」でしか観た事ない。観たいような観たくないような・・・いや、やっぱり観たくないな。めちゃくちゃ怖そうである。一人はそれは小学生の時だけであったと言うが、もう一人は高校の時にもあったとの事。更に怖そうである。
僕が通っていた高校の体育祭でも男子の騎馬戦はあった。自由参加のプログラムだったのだが、普段はそういう事に興味を全く持てなかった僕でさえ参加した。通常の騎馬戦では殴る蹴るは当然御法度のはずなんだけど、それはそれ、高校生の体力を持ってしての騎馬戦であるから勿論殴るし蹴る。僕は前方の馬役だったが、相手騎馬とぶつかった時に何故か相手の前方に殴られた。殴り返したくても乗ってる奴の体重が僕の手の平にかかっているので、そこから手を離せない。一体どうやって相手の前方は手を離す事が出来たのだろうか。でも今思えば、奴は最初から殴りたくてそもそも手を離していたのだろう。
女子の騎馬戦の話に戻る。高校の体育祭での騎馬戦を経験したという後輩。こやつが豪語するのである。「私、馬役だったんですけど、相手の、上に乗ってる奴を叩きのめしましたよ!」そこで高笑いである。その偉業は一体どうやって成し遂げたのかと尋ねてみたところ「もうね、身体ごと突っ込んで行くんですよ!どかーん!て!」いや、それは判るがそれぞれの位置している高さが違うだろう、と思ったが怖いのでそれ以上訊かない事にした。きっとどうにかやって叩きのめしたのだろう。その時の事を思い出して興奮気味の彼女が更に言うには「騎馬戦はねえ、公然と人を殴れる絶好のチャンスなんですよ!」解る。その気持ち。たかだかクラスが違うだけの理由で騎馬で戦う事になった僕等だが、出陣前に気合いを入れる為に円陣を組んだ時の台詞が怖い。「○組の奴らば殺せえ!!」状況が整えば、僕等はそんな事をつい口にしてしまうような生き物なのである。だからと言って女の口から同じ台詞は余り聞きたくはない。何故かって、そもそもが怖い人達なのだから。
ブログシステム移行完了
2007年初めからの過去ログも移植完了。前ブログシステムの Blosxom は、エディタで書いたテキストファイルをそのままアップロードするという投稿スタイルであったので、必然的にローカルに全てのエントリが残っている。なので確実に再掲載は出来るが、ひとつひとつ移植していく他はないので、面倒な事この上ない。
そして実を言えば、前サーバでやっていた頃の・・・つまり2004年3月からのログもそんな事情でしっかりと残ってはいるので、この際だからそれも再掲載してやろうかと考えた。しかしその頃は現在の三倍くらいのペースで更新していたし、ゴミみたいなエントリばかり書いているし、それを約三年分も移し替える事を考えるだけで肩凝りが酷くなり吐きそうになるので取り敢えず止めておく。
此処もまだまだ手を入れる必要がある。以前にも書いたように、自分が気に入るまで止める事が出来ないのだ。でもそんな事ばかりやっていてもキリがないので取り急ぎエントリを書いた。
そして実を言えば、前サーバでやっていた頃の・・・つまり2004年3月からのログもそんな事情でしっかりと残ってはいるので、この際だからそれも再掲載してやろうかと考えた。しかしその頃は現在の三倍くらいのペースで更新していたし、ゴミみたいなエントリばかり書いているし、それを約三年分も移し替える事を考えるだけで肩凝りが酷くなり吐きそうになるので取り敢えず止めておく。
此処もまだまだ手を入れる必要がある。以前にも書いたように、自分が気に入るまで止める事が出来ないのだ。でもそんな事ばかりやっていてもキリがないので取り急ぎエントリを書いた。
灯油の匂い
- 2008-01-30 Wednesday
- Category - Days
- Tag - diary / environment
escobor さんが石油ストーブについて書いていたので思い出した事を少し。
僕はどうにも寒いのが嫌で、気温が20度を下回れば寒いと感じるし、10度を下回れば屋外に出る気になれないし、一桁前半の気温ともなれば「俺を殺す気か!」くらいの気持ちで天を睨み付けるような温帯気候に適した人間である。僕にとっての適温は27〜28度である。
そんな僕であるが故に、数年前まで石油ヒーターを使っていた。エアコンの温風でも間に合わない寒さの場合はやはりストーブだろうと近所のイトーヨーカドーに行ったのだが、生憎とストーブを売っておらず仕方なくヒータを買ったのである。幸い近所の灯油を売っている所が在り、土曜日にそこまで赤いポリタンクを持って行き、帰りには満タンのポリタンクを休み休み部屋まで運んでいた。
そして或る年の冬、前述の店の主人が突然「土曜日は灯油を売らない」とよく解らない事を宣言し、僕は石油ヒータを使えなくなる。ガソリンスタンドで買えば良いのだが、何しろ其処までが遠い。僕の腕力では無理である。僕は泣く泣くエアコン生活を強いられる事になる。僕は家庭用エアコンによる空調が好きではない。自分が工業製品の一部にでも成ったような気分になるし、空調の音が煩い。それに冷房は未だ良いけれども、暖房が嫌だ。冬場の暖められた空気が風で流れるというのが不快だ。
そして僕はある時通販でデロンギのオイルヒーターを(FMラジオのショッピングコーナーを聴いていて、その場のノリで)買った。これなら空気は動かないし、海外の映画などでよく登場するから憧れていた部分もある。しかしながら、小型のタイプを買ったせいなのかこれが余り暖かくないのだ。暖まるまで時間がかかるし本当に寒い時には余り役には立たない。なのでオイルヒータは秋や春に使う事が多かった。しかし今年は暖冬のせいか、最近までオイルヒーターのみで過ごせていたのだ。この暖かさは良い。優しく暖められた空気は大変心地良い。
それが此処暫くの寒さに耐えきれず、嫌々ながらもエアコンの電源を入れる。確かに暖かいが、やはり好きではない。灯油の匂いが懐かしい。臭いと言えばそうだが、既にあの匂いは記憶の襞に深く刻み込まれていて余り不快には思えないのだ。灯油の匂い、暖かな室温、シュンシュンと鳴るヤカン、結露する窓ガラス。それらは冬の記憶として僕の意識の奥底に存在している。
僕はどうにも寒いのが嫌で、気温が20度を下回れば寒いと感じるし、10度を下回れば屋外に出る気になれないし、一桁前半の気温ともなれば「俺を殺す気か!」くらいの気持ちで天を睨み付けるような温帯気候に適した人間である。僕にとっての適温は27〜28度である。
そんな僕であるが故に、数年前まで石油ヒーターを使っていた。エアコンの温風でも間に合わない寒さの場合はやはりストーブだろうと近所のイトーヨーカドーに行ったのだが、生憎とストーブを売っておらず仕方なくヒータを買ったのである。幸い近所の灯油を売っている所が在り、土曜日にそこまで赤いポリタンクを持って行き、帰りには満タンのポリタンクを休み休み部屋まで運んでいた。
そして或る年の冬、前述の店の主人が突然「土曜日は灯油を売らない」とよく解らない事を宣言し、僕は石油ヒータを使えなくなる。ガソリンスタンドで買えば良いのだが、何しろ其処までが遠い。僕の腕力では無理である。僕は泣く泣くエアコン生活を強いられる事になる。僕は家庭用エアコンによる空調が好きではない。自分が工業製品の一部にでも成ったような気分になるし、空調の音が煩い。それに冷房は未だ良いけれども、暖房が嫌だ。冬場の暖められた空気が風で流れるというのが不快だ。
そして僕はある時通販でデロンギのオイルヒーターを(FMラジオのショッピングコーナーを聴いていて、その場のノリで)買った。これなら空気は動かないし、海外の映画などでよく登場するから憧れていた部分もある。しかしながら、小型のタイプを買ったせいなのかこれが余り暖かくないのだ。暖まるまで時間がかかるし本当に寒い時には余り役には立たない。なのでオイルヒータは秋や春に使う事が多かった。しかし今年は暖冬のせいか、最近までオイルヒーターのみで過ごせていたのだ。この暖かさは良い。優しく暖められた空気は大変心地良い。
それが此処暫くの寒さに耐えきれず、嫌々ながらもエアコンの電源を入れる。確かに暖かいが、やはり好きではない。灯油の匂いが懐かしい。臭いと言えばそうだが、既にあの匂いは記憶の襞に深く刻み込まれていて余り不快には思えないのだ。灯油の匂い、暖かな室温、シュンシュンと鳴るヤカン、結露する窓ガラス。それらは冬の記憶として僕の意識の奥底に存在している。
雑炊の作り方について
昨夜から胃腸の調子が優れず、久しぶりに水菜と釜揚げ白子の雑炊を作る。しかし長い間作っていなかったので何となく手順が朧気である。そこで以前に友人から教えて貰った時のテキストを探して読み直して作った。結果、なかなか旨い雑炊が出来た。少々煮すぎた感もあるが。
せっかくなので再び載せておこう。以下原文より。
「 」は大事なとこ。 ☆は多分そうだと思われるとこ。
入れる順番ではなく、調理手順を書いときます。
この記事は2004年5月19日にアップしたものに加筆し、再掲載したものである。文面を整理しようかとも考えたのだが、そうすると調理の際のリズムが損なわれるような気がしたのでやめておいた。
追記 2008.01.08: 本人からの助言に拠り一部修正。
せっかくなので再び載せておこう。以下原文より。
「 」は大事なとこ。 ☆は多分そうだと思われるとこ。
- まず、「土鍋で作る」こと。普通の手鍋じゃ駄目です。熱の通りが違うので鍋じゃ全然美味しくないはず。
- 出汁と米の割合は「2:1、もしくは3:2」(米を炊くときと同じくらい)
入れる順番ではなく、調理手順を書いときます。
- まず、水菜を洗って切る。
- 出汁と白子を土鍋に入れ、強火にかける。
- 沸かしてる間に炊いておいた「米をざるに入れ、流水で洗ってほぐす(手早く)」
- 出汁が沸騰しかけたら(周りがシュワシュワしだしたらですかね)、洗っておいた米と水菜を入れる。
- ☆ しゃきしゃきの水菜が好きなら米の上にのせるのが良いと思う。
- そのまま(もちろん強火のまま)蓋をする。
- 「何もしない」
- その間何もしない。
- してはいけない。
- 沸騰したら「すぐ」火を止める。
- 胡麻やらネギやら海苔やら入れる。
- 卵を入れる場合は最後に「細く回すように」入れて、「入れた瞬間すぐ火を止める」
- 卵をバラしたいなら菜箸で「2・3回」混ぜる。
- 黄身が65度、白身が70度で固まる(つまり余熱で十分。火にかけてたら煮すぎでまずい)
- 3分煮ると言ってたが、多分3分じゃ長い。
- さらさらな雑炊は「御飯の量と煮る時間」で決まる。
- あと、かつおのみもいいけど、かつおとこんぶだともっと味が出る(バランスは好み)
- で、胡麻は挽いたら香るので、挽いたものを食べる直前に入れるだけで時間は短縮されるかと。
この記事は2004年5月19日にアップしたものに加筆し、再掲載したものである。文面を整理しようかとも考えたのだが、そうすると調理の際のリズムが損なわれるような気がしたのでやめておいた。
追記 2008.01.08: 本人からの助言に拠り一部修正。












