DOG ON THE BEACH
負け犬のバラッド
相手の女性の事も、その女性の相手の事も今でもハッキリと覚えてはいるのですが、それ書くと悲壮感漂うテキストになってしまうので書きません。適当に誤魔化しつつ書く事にします。その時の僕はよほど切羽詰まった顔をしていたのでしょう。相手の女性は幾分怯えていたようです。それでも信じられないくらいに冷静な声と言葉で拒否された夜、僕は例の行動に出た訳であります。
その時何故 Doors を選んだのかは自分でもよく解りません。その当時(凡そ10年前)は、それまで英米のロック・ミュージックかブラジリアンかキューバンの音楽、若しくはクラシックしか聴かなかった僕が、仕事場の同僚の影響で邦楽を聴き始めた頃だったと思います。Doors を選んだのは一番馴染みがあったからでしょうかね。とにかく周囲を憚る事なくシャウトする必要が在ったので Doors はうってつけだったのです。
あれ。・・・考えてみれば僕は今でも The Doors のアルバムはアナログでしか持っていません。という事は・・・・半泣きのままで、ジャケットからビニール盤を指が盤面に触れないように取り出し、丁寧にブラシで盤面を拭い、ターンテーブルの上にそうっと置いてから、これまた細心の注意を払いながら針を落としていたのでしょうか。しかも 1st のA面が終わればB面へ、それが終われば 2nd のA面へと・・・そんな事をやっていたのでしょうか。おかしい。おかしいけど、どう考えてもそうしないと聴けないハズです。その姿を想像すると笑えます。何をやっているのでしょうか。
勿論その時の僕は素面ではありません。帰りに酒屋に寄っています。ビールやワインではお話にならないし、第一酒を味わいたい訳ではないのです。しかも Doors 聴くつもりなんですからウィスキーしかあり得ません。しかも米国製の。しかしジャック・ダニエルズやワイルド・ターキーは高いし、フォア・ローゼスは売り切れてました。残るは・・・残っていたのはジム・ビーム。洒落ではありませんよ。選択肢が少なかったのです。仕方ないじゃないですか。
そんな感じでジム・ビームをラッパ飲みしながら、Doors でシャウトしていた訳です。こんなにも悲しい酒を呑んでいるのですから、今夜は朝になるまで呑んでドロドロの体で死んだように眠るのだろうと思っていましたが、予想に反して午前1時になる前には急激な眠気に襲われ、慌ててビニール盤を元在った場所にキチンを仕舞い、ターンテーブルの電源を落としてから眠ったようです。実に健康的です。普段と何ら変わりはありません。それまで僕は、自分は結構感情を引きずるタイプだと思いこんでいたのですが、翌朝の私はスッキリと目が覚め、何事も無かったような顔で仕事に出かけました。ま、言ってみれば儀式みたいなもんですかね。この事にはこれ以上時間もエネルギーも費やしたりしませんよ、という。拍子抜けするほどに醒めてますね。
その時何故 Doors を選んだのかは自分でもよく解りません。その当時(凡そ10年前)は、それまで英米のロック・ミュージックかブラジリアンかキューバンの音楽、若しくはクラシックしか聴かなかった僕が、仕事場の同僚の影響で邦楽を聴き始めた頃だったと思います。Doors を選んだのは一番馴染みがあったからでしょうかね。とにかく周囲を憚る事なくシャウトする必要が在ったので Doors はうってつけだったのです。
あれ。・・・考えてみれば僕は今でも The Doors のアルバムはアナログでしか持っていません。という事は・・・・半泣きのままで、ジャケットからビニール盤を指が盤面に触れないように取り出し、丁寧にブラシで盤面を拭い、ターンテーブルの上にそうっと置いてから、これまた細心の注意を払いながら針を落としていたのでしょうか。しかも 1st のA面が終わればB面へ、それが終われば 2nd のA面へと・・・そんな事をやっていたのでしょうか。おかしい。おかしいけど、どう考えてもそうしないと聴けないハズです。その姿を想像すると笑えます。何をやっているのでしょうか。
勿論その時の僕は素面ではありません。帰りに酒屋に寄っています。ビールやワインではお話にならないし、第一酒を味わいたい訳ではないのです。しかも Doors 聴くつもりなんですからウィスキーしかあり得ません。しかも米国製の。しかしジャック・ダニエルズやワイルド・ターキーは高いし、フォア・ローゼスは売り切れてました。残るは・・・残っていたのはジム・ビーム。洒落ではありませんよ。選択肢が少なかったのです。仕方ないじゃないですか。
そんな感じでジム・ビームをラッパ飲みしながら、Doors でシャウトしていた訳です。こんなにも悲しい酒を呑んでいるのですから、今夜は朝になるまで呑んでドロドロの体で死んだように眠るのだろうと思っていましたが、予想に反して午前1時になる前には急激な眠気に襲われ、慌ててビニール盤を元在った場所にキチンを仕舞い、ターンテーブルの電源を落としてから眠ったようです。実に健康的です。普段と何ら変わりはありません。それまで僕は、自分は結構感情を引きずるタイプだと思いこんでいたのですが、翌朝の私はスッキリと目が覚め、何事も無かったような顔で仕事に出かけました。ま、言ってみれば儀式みたいなもんですかね。この事にはこれ以上時間もエネルギーも費やしたりしませんよ、という。拍子抜けするほどに醒めてますね。
In Concert / The Doors
The Doors の音って、基本的に自分が在る程度イッちゃってないと怖いと感じるんですが、このライヴアルバムなんて更に怖いです。4人のメンバーも観客も有り得ないくらいにテンションが高いです。どう考えてもこいつら、素面じゃありません。どうにかコンサートスタッフだけは冷静さを保っている訳です。「 アーユー フィール オーライ?」「イ”エ”ー!」たったそれだけの MC の後、淡々とライヴは始まりますが、演奏が半端ないです。ギターリフが脳味噌を掻き回してくれます。Jim の絶叫が夜を切り裂きます。何処かで読んだ記事には、The Doors のライヴはさながら宗教的体験だと。観てみたい気もしますが、観たくない気もします。因みにこのアルバムは一つのライヴを収録したものではなく、ブックレットを読む限りでは 1968〜1970年 に Los Angeles, New York, Boston, Philadelphia, Detroit, Copenhagen で収録した音源の寄せ集めみたいですね。そう言えば昔、女に振られた夜に、というか真夜中に The Doors の曲を爆音でかけながら、酔いつぶれるまで大声で歌っていた事がありましたっけ。もう引っ越して居ないけど、当時のお隣さんご免なさい。そして今日、陽が傾きかけた頃、久しぶりに聴いていたのですが、怖いと感じるどころかノリノリでした。
Can't take my eyes off you
しかしそこで問題になるのが邦訳です。" 君の瞳に恋してる " 。何だか平和過ぎて巧い意訳だとは思えません。全くニュアンスが違うではないですか。第一恥ずかしいです。I can't take my eyes off you. 僕はあなたから目を逸らす事が出来ない。この直接的なテンションが受け継がれていません。
追記
ご指摘を頂きました。オリジナルはこの人。レビューを読む限りでは、かなり良さそう。これは是非買わねば。いやしかし、最近の僕は CD 買い過ぎ。ストレス発散を理由に買い漁っているような気がする。あーでもでも、今タワーレコーズ安いし・・・・嗚呼。
東京 / くるり
早春のある日、住み始めたばかりの街は陽光が溢れ、冷たい風に誘われながら宛もなく歩いてみる。久しぶりに見る雲一つ無い青空。見上げた先には赤と白に塗り分けられた鉄塔が誇らしげにそびえ建っている。何処からか、アンプから直接聞こえて来るような柔らかいギターの音。これほどまでに優しく自分の人生に語りかけてくる音楽はそうはない。何度繰り返し聴いただろうか。何度繰り返し書いているだろうか。そしてそれは、僕が東京に生きている限り、これからもずっと続いていくのだろうな。Sekiya 氏は先週の武道館のライブに行ったようですね。僕は大きな箱だと今一つ乗れない性分で、発表時にも「くるりを武道館で観ても仕方ねえよな。」とか思って頭から外していました。しかし、氏のエントリを読んで激しく後悔。・・・そうか「武道館」で「東京」か。それは全然想像していなかった。しかもラストの曲になんて・・・。実に悔しい。いーないーな。誰か録ってねえかな。それとも武道館ライブ DVD とか出ねえかな。
美しき人間の日々 / サンボマスター
泣いた。新宿南口の FLAGS ビルの7階タワーレコーズの視聴コーナーで。指で目尻を拭う事三回。こんなヤツラが居たんだ・・・とか思っていると喉が苦しくて声出して泣きそうになった。こいつは堪らん。
ラジオで流れいるのを耳にしたのですが、仕事中なのでまともに聴いていなかったし、dct 氏も褒めてたのでひとつ聴いてみるかと視聴した訳です。ヤられました。色んな意味で。それにしてもコレ全部一発録りかよ。演って演って、歌って歌って、ピークで録ったんだろな。凄えよ。サンボマスターよ、きっとオマエラに会いに行くぜ!
時間と体力が在ったら、な。
ラジオで流れいるのを耳にしたのですが、仕事中なのでまともに聴いていなかったし、dct 氏も褒めてたのでひとつ聴いてみるかと視聴した訳です。ヤられました。色んな意味で。それにしてもコレ全部一発録りかよ。演って演って、歌って歌って、ピークで録ったんだろな。凄えよ。サンボマスターよ、きっとオマエラに会いに行くぜ!
時間と体力が在ったら、な。
Stripped / The Rolling Stones
Bill Wyman 脱退後、1995年に発売されたライブアルバムです。青みがかったモノトーンとオレンジで色構成されたジャケットやブックレットが美しく、そこに映るオッサン達がすこぶるカッコ良い。4人揃ってサングラスなんかかけちゃってもう・・・。あ、カヴァー曲の話でしたね。このアルバムの中で彼等は Bob Dylan の " Like a rolling stone " を演っています。元々の楽曲も勿論良いのですが、何だか彼等の演奏がとても楽しそうなのです。ラジオで聴いたか雑誌で読んだのか失念しましたが、Mick Jagger が「やっとこの曲をカヴァー出来るくらい大人になれたよ。何度か話は出ていたんだけど、何だか照れくさくて出来なかった。」みたいな事を言っていたそうです。曲のラストで Keith Richards が「 Thank you, Bob ! 」とか叫んでます。何だかこっちまで嬉しくなって来ます。
School Girl Distortional Addict / Number Girl
Zazen Boys の流れでコレ。もう随分と昔から聴いてるような気がしていましたが、まだ5年しか経ってないのね。暫く前までこういう系統の音が全然受けつけなくて、Bossa とか 大人しめの R&B しか聴けませんでしたが、今現在は(正確に言うと先週から)こんなんばっかしです。緻密で繊細な音より、荒々しく大仰な音。絶叫上等音量アップ。Amazon のおすすめ評価には「ニルヴァナ+ソニックユース+ピクシーズ+アルコール=ナンバーガール 」とあります。あら、僕はピクシーズは聴いた事ないや。思いついた単語を並べてたらますます訳が分からなくなってしまったような曲のタイトルや、くどいくらいに屈折した青春像を映し出す歌詞が好きです。向井氏が大した大酒のみであるのは周知の事実らしいですが(関係ありませんが)、8曲目の " 透明少女 " が最高ですわ。涙千切れるほどに。











