DOG ON THE BEACH
山手線沿線を歩く(秋葉原〜御徒町)



もう後1年もすれば秋葉原の駅周辺は高層ビルで埋め尽くされてしまうのだろうか。古い街並みから近代的な建築物を眺めるのは好きだが、商業ビルにしろオフィスビルにしろ、大資本の建物のみで構成された街が好きではないな。

ガード下のスーパー。「肉のハナマサ」というからデカい肉屋だなあと思ったら品揃えはスーパーのようだった。近隣の飲食店への卸しもやっているのだろう。僕はこういう光景を観るのが好きなのだ。どんな環境でもしぶとく生きている人間の匂いがする。




ガード下の倉庫のシャッターや壁に描かれた落書き。落書きしてくれと言わんばかりの絶好の環境だが、実際に描かれているものは今一つパッとしない。そう言えば近くにボディ・ピアスの店が在った。覗いてみようかとも思ったが、薦められても困るのでやめておいた。右下の写真はTV版アキハバラ@DEEPで使われた事務所跡。現在では他の借り手がついて中には神輿が収められているのだそうだ。


右の写真は、質屋なのだろうけど取り扱う品物の種類が多すぎてジャンク・ショップのように見える。結構客が入っていた。


そしてその店では左の写真にあるような物まで売られていた。これは昔に見た事がある。何なのか思い出せないが子供の頃に父親に食べさせられた記憶がある。栗を更に苦くしたような味だった。たぶん。御徒町の駅舎は、どうしてこんな場所に駅舎を建てたのか不思議に思うくらい雑多な場所に在る。
山手線沿線を歩く(神田〜秋葉原)



ガード下には飲食店のみならず文房具屋など様々な店舗が建ち並ぶ。それがずっと続くのだ。

露地の一角に設営されたステージ。一体どういう人達が此処で演奏しているのか。「30才以上大人のライブ」「ロックオヤジ集まれ」という言葉が何というかとても恥ずかしいのだけれど、でもまあ「イカすバンド天国」だって相当恥ずかしい言葉だったしな。



神田川を越える。橋の途中まで歩いて振り返った時に背後に神社(柳森神社)が在るのに気付く。そう言えば神社って川の近くに在る事が多いような気がする。
実はこの橋、人が歩行で擦れ違うのがやっとの幅しかなく、もはや橋というより横断歩道である。この橋へ通じる入口も、もしかしたらJRの敷地へ入るんじゃないのかと思ってしまうような雰囲気で、知った人でなければかなり入りにくい。僕も怪しいのでちょっと入ってみるかという感じだったので入口の写真は撮っておらず、橋の近景も通行する人が意外に多く邪魔になるので撮らなかった。少し歩けば左に万世橋、右に和泉橋というまともな橋が在るにも関わらず、近道の為に設置された橋というか通路。その存在そのものが面白い。


川を越えるとすぐに秋葉原駅ビルが立ちはだかる。現在改装中。昭和の電気街の様相が急速に無くなりつつあるようだ。
- 最終更新日時 : 2009-05-02 18:17:29
山手線沿線を歩く(東京〜神田)




線路は頑強で近代的な高架上を走る。高架路線底部の楕円半球状の造形が気になる。構造上の理由から成るのだろうけれど、幾分現代美術的な彫刻の様相を感じないでもない。そしてこんな場所を家族連れで歩いているというのが僕にはよく解らない。近くのホテルにでも宿泊しているのだろうか。そして彼らはこれから何処へ行くのだろうか。



高架下に残された無骨で優しく懐かしい造形。

これほどまでに実直な屋号と看板はそうは見ない。実際に食べた蕎麦の味がどうとかの問題ではなく、この場所で食べるという事に意味が在るような気がする。

ロッカーが並ぶ殺風景なコンコース。心地良い訳ではないが、東京都心の駅というのはこういうものではないかという気がしてくる。人間の為ではなく経済の為に造られたという意味で。
- 最終更新日時 : 2009-05-02 18:14:25
山手線沿線を歩く(有楽町〜東京)


同じ高架下の店舗には違いないが整然とし過ぎていて、観ていて面白くはない。新橋近辺の高架下店舗の「こんなところでちゃっかり店出してます」的な人間の欲望や力強さみたいなものが感じられないからだろうか。

全品630円均一のタイ料理屋。非常に興味を持ったのだけれど、この写真を撮った直後に、厨房に立つ料理人のニイチャンと目が合ってしまい、気まずいので入らない事にした。

右のビルが31階で左のビルが恐らく40階。仲が良さそうに見えるが、そうでもないと思う。

東京駅すぐ近くのハトバスのステーション。これだけ広い範囲をバスの停留所が占めるというのも壮観というか不思議な感じがする。ハトバスって乗った事はないのだけれど、結構楽しそうな気がする。
- 最終更新日時 : 2009-03-14 21:40:44
山手線沿線を歩く(新橋〜有楽町)


この区間のガード下も素晴らしき造形。扇形に組まれた煉瓦に合わせて誂えた三枚の鉄扉が在るが、それが一体何の為の窓なのかはさっぱり判らない。

恐らく鉄扉の在る主柱部分の両脇、コンクリートで塗り固められた部分はただの空間だったのだろう。其処に後から店舗や倉庫その他に利用したものであって、建設当時は美しいアーチ型の鉄橋だったに違いない。それから長い年月をかけて増改築をくり返し現在の姿になった。
これを書きながら気付いたが、この光景にばかり気を取られていて、その他は何も見ていなかったようだ。
山手線沿線を歩く(浜松町〜新橋)



浜松町の駅から離れ線路沿いの路を歩く。線路の東側には高層の建物が建ち並んでいるのだが、西側には意外なほどに古い人家が残っていたりする。

なかなか線路には近づけずに第一京浜を北上して歩いていると、すぐに新橋駅が見えてくる。写真はガード下を潜る通路。決して明るい場所ではないし悪臭すらしてきそうだが、こんな厳つい雰囲気がとても良い。

ガード下には倉庫や店舗がひしめき合い、長い年月を経て改築に改築を重ねた形跡は剥きだしである。

新橋駅周辺というのは本当に雑多な雰囲気である。この辺りを眺めていると笑ゥせぇるすまんのアニメーションを思い起こす。
- 最終更新日時 : 2009-03-22 16:58:11
山手線沿線を歩く(田町〜浜松町)


線路沿いに道が無いので迂回する。右上の写真の建物、手前の壁は幅1mくらいしかないのだが、端の部屋は一体何に使われているのだろうか。何の建物なのか確認するのを忘れてしまった。頭上をモノレールが走る。そして狭い水路を渡り、その一角は船舶が碇を降ろしていた。

頭上のモノレール路線をなぞるように歩く。途中に在った公園で一休み。水を呑みながら汗が引くのを待つ。その間一体何本のモノレールが走り過ぎただろうか。その光景は物珍しくて飽きずに眺めていた。

東芝の敷地内に在る舗道状公開空地を歩く。水路と首都高速都心環状線の手前から階段を登り遊歩道となる。旧芝離宮恩寵公園を右に見遣りながら、そのまま浜松町駅の駅ビルへ。この区間は歩いていて楽しかった。水路とモノレールが交差する空間が妙に期待感を持たせるのだ。
- 最終更新日時 : 2008-12-30 17:08:47






