虫の声秋のしらべにみる夢は 遠きこころの静けさなりや
虫の声秋のしらべにみる夢は 遠きこころの静けさなりや
初めて Perfume を聴いた時にこの曲を思い出した。発売されたのは1999年。当時どういう宣伝のされ方をしていたのか思い出せないが、歌い手が公表されていないので架空のキャラクターユニット「 Chappie 」として売り出されていたような気がする。確か渋谷LOFTの一階にWAVEが在った頃に買った。買ったはずなんだけど何処を探しても見当たらない。そうなると悔しいので、さっきマーケットプレイスで中古品ポチっておいた。まともに聴いた事はなかったアルバムも一緒に。Wikipedia での記述に由れば公表されていない歌い手を推測される人もおり、そこにもあるように、作詞:松本隆・作曲:細野晴臣・編曲:Tin Pan Alley の「七夕の夜、君に逢いたい」を歌っているのは、どう聴いても森高千里である。
これって当時は全然売れなかったらしいのだけれど、今再発したら売れるんじゃないだろうか。何故か未だに公式HPは残されているし。
YouTubeを彷徨いていたら映像を見つけたので、前回の記事に対して補足しておく。
僕が撮った写真よりも左寄りの位置から録られている。画面の中に注釈が入れ込んであるので位置関係が判りやすい。
神田鍛冶町辺り。高架下の煉瓦造り。意図的に残されている思うのだけれど、いずれ路線の改築の際なんかに「この雰囲気を残したい」とか誰かが言い出して、模倣した装飾でもするのかな。表参道ヒルズの一角に作られた同潤会アパートみたいに。あれってかなりつまらないんだけどな。
須田町辺り。高架線の脇には細い歩道が整備されている。こういう道は結構好きだ。やたらと駐めてあるバイクもこの光景を形作るのに一役買っている。
神田淡路町。高架上を走っていた路線が次第に谷底へと下る辺り。この辺りになると造作が無骨になってくる。明治・大正の優雅さが消え去り昭和の機能一辺倒な性質が現れる。その性質は平成の今から眺めれば一種異様な様相を示し、これはこれで面白い。
御茶ノ水駅手前の坂道の途中。人工物が自然物に浸食されそうになっている。
聖橋上からの眺め。上は神田方面。東京メトロ千代田線、東京メトロ丸ノ内線、JR中央線、JR総武線がこの画角の中を通り過ぎる。下は水道橋方面。ホームと線路がいきなり河川(外堀だけど)に面しているというこの光景は本当に素晴らしい。
やらないでおこうと思ってたんだよね、この散歩。なんせ中央線(中央本線)は東京駅から名古屋駅まで続いてるんだもの。歩き通そうなんて気には到底ならない。というか無理。しかし東京に於ける如何にも東京らしい路線と言えば、山手線に続くのは中央線なんだな。僕にとっては。The Boom の「中央線」とか好きだしさ。だから中央線の何処までが東京かって話なんだけど、取り敢えずの目的地は新宿駅って事にしておく。その後はまた考える。というかその時の気分。
東京駅は随分前から改装中。てっきり外壁の補修のみの工事だと思っていたらとんでもない。屋根部分を復元し、基礎レベルまで掘って耐震構造体にまで改築してしまうらしい。
山手線の時にも歩いた、緩やかに弧を描く高架橋沿い。何故真っ直ぐではないのだろうと思うが、観る分にはこの方が楽しい。右下は日本橋川の上の走る首都高速道路。
日本橋本石町あたり。コンクリートとアスファルトに囲まれた路地に忽然と現れる背の高い向日葵。そして空き地。
神田駅の直前。左側の店舗は風俗店の紹介所のように見えるが実際はどうなのか確かめるのを忘れた。でもここいらは無い気がするな。
神田駅改札入口。丁度電車が停まっていたし、ガードパイプには人待ち顔の青年が腰掛けていた。こういう光景がとても好きなのだ。
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