せっかく一日部屋に籠もるのだから、この機会に諸々の音源を iTunes に放り込んでおこうと棚を物色している時に、偶然目についたのがこの本。どんな内容だったのか思い出せないので何となく読み始めてみれば、それはもう嫌になるくらいにストライクな内容でした。ま、しかし此処では内容は割愛。薄暗いし、何となく恥ずかしいので。とか言って全然薦めていないので、僕のアフィリエイトは全く意味がない。

 誰かの声に耳を塞いだり、聞こえない振りをしたり、片手で受け止めてしまったり、両手を差し伸べたは良いが途中で引っ込めてしまったり、後悔する事なんて数限りなく在る。この本の最後のモノローグにあるように、二人同じ風景を見ながら毎日を過ごしていければ良いと思っているのだけれど、これまでの失敗を顧みると、それだけで良い訳ではないのかも知れない。よく分からない。しかし自分と同じ風景を見ている誰かが隣に居てくれるのは、とても幸せな事のように思える。